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SkyGateシリーズ

SkyGateとは

P2Pボイスチャットソフト「Skype」の通信を経由したGateWayを実現しました。

開発の動機は外出先から自宅のサーバに「簡単」に「安全」にアクセスすることが出来ないかと。。
 もちろんグローバルアドレスをお持ちに方や、「ダイナミックDNSサービスを使用する」、「VPNソフトを導入する」などの方法もあるのですが、通常のインターネット接続環境ではルータ越えやPROXYなどにより外から内(ルータの外からルータの内側)へのアクセスを可能にするには制限があり、それなりの知識が必要で敷居の高いものとなっております。ファイアウオールの設定でポートを外部に開けると外部からの進入リスクも考えなければなりません。
 一方で、WindowsのファイルウオールやアンチウイルスソフトウエアにブロックされてLAN内のマシンですら簡単にはアクセスできないこともあります。
 こういった経緯で、SkypeのA2A機能でトンネルしてみようと開発してみました。

 SkyGateForXXXは、Skypeが使用できる環境であればルータ設定やファイアウオール設定などは不要です。

SkyGate接続イメージ

クライアントアプリケーションは、同一PC内のSkyGateクライアントが保持しているTCPポート(local接続)に接続するとSkypeネットワークを経由してSERVER側PCにてSkyGate SERVERがサーバアプリケーションに接続します。一旦接続が確立した後はTCPデータを相互に転送します。

 上図に於いてルータ/ProxyはSkypeとインターネットの間に存在するのでSkypeが使用できる環境であればSkyGateによる接続が可能となります。(Proxy経由の場合Skypeの接続設定が必要な場合があります。)

 クライアントアプリとSkyGate CLIENT、サーバアプリとSkyGate SERVER間はローカル接続となりますのでWindowsやアンチウイルスソフトのファイアウオールの制限となりません。