• コードモジュールのフリー版とシェア版でアイコンを切り替える
• VS6からの移行注意点
• UACの指定方法
• DLLの遅延読み込み
• VS2008付属のイメージライブラリの所在
• コードモジュールのフリー版とシェア版でバージョン情報を切り替える
• VS2008からVS2010への移行 MSB8012警告
• VS2008ｋらVS2010への移行デバッグソース位置

　VisualStudio2008/2010関連でちょっとしたメモを記録します。
　 （記載内容について正しい保障があるものではありませんのでご注意ください。）

　ビルド対象単位、たとえばフリー版とシェア版の実行プログラムのアイコンを切り替える方法。

通常メインのアイコンは、IDR_MAINFRAMEで定義されたアイコンを実行モジュールのデフォルトアイコンとして使用されます。これを生成する版（ビルド）毎に切り替えたい場合は条件付きの定義とすればビルド単位でそれぞれ異なるアイコンをロードすることが可能です。

条件付き定義を行うとリソースを表示したときに以下のような表示になります。(窓の付箋PLUSの例）

同じリソースID 「IDR_MAINFRAME」をマクロ[_FREE]、または_NOFREE]が定義されている場合にそれぞれ有効となるように設定します。

この定義はアイコンのプロパティ設定の[condition]で設定します。

リソースのアイコンのプロパティのアイテムConditionに_FREEを設定する

そして、_FREE自体の定義はプロジェクトの「プロパティ設定」-「リソース」-「全般」でプリプロセッサの項目に_FREEを設定する。

この定義をビルド単位で行えばそれぞれのビルドで異なるアイコンがロードされます。